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錫粒子抽出液を濾過してみる


一人分用のペーパーフィルターを折って小さなロートに載せます。
今日は風が強いので、クルマのテールゲートを開けて作業しましたが、それでも濾紙が風でウロウロしてなかなか撮影できません。
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PET容器を振って沈殿した粒子を舞い上がらせ、ロートを押さえて滴下したところ、パカっと容器が割れて、錫粒子を含んだIPAをブチまけてしまいました。 イメージ

 そのままでは車内が大変なことになりそうなので、脚立に載せて車外に出します。
 このあたりから濾紙の目が詰まってきたのか、濾過のペースが極度に低下しました。下にこぼれたIPAはみるみる乾いてゆきます。
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 やっと濾過完了した錫粒子抽出液と、割れたPET容器。 イメージ

 どうもPET容器はIPAを長い時間入れておくと劣化して割れやすくなるようなので、ポリエチレン容器に移して保管することにします。
 推定約三分の一、25tほど無駄にしてしまいました。
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 これまたみるみる乾いてゆく濾紙に付着した錫粒子です。
 濾紙単体の重量を量っておけば、付着した錫粒子の重量を推定できたのに…と悔やんでも後の祭りです。
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  一晩放置するとこんなにクリアに沈殿します。 イメージ

  容器を横に倒すと底の沈殿粒子が漂い出てくるのですが、濾過前とは明らかに様子が違います。この沈殿粒子の少なくとも一部は燃焼室に達するはず…と判断して、錫粒子の濃度が高い状態での反応を検証するため、容器を振って浮遊させた上で全量を燃料に添加して満タンにし、実用走行に供してみます…145,015q/2010年11月13日。
 中間報告…下道を約300q走ってきましたが、いい感じです…11月14日。
 暫定報告…145,439qで給油、424q/26.5Lで、燃費率は 16.0q/L
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